ISSCR(国際幹細胞学会)のシンポジウムにて、当社取締役CSOの岡野が講演(Closing Keynote)を行いました。
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2024年4月5日(金)、ISSCR(国際幹細胞学会)のCincinnati International Symposiumにおいて、当社創業科学者である取締役CSOの岡野栄之が講演(Closing Keynote)を行いました。
講演タイトル:『Investigating the role of glial cells in the pathogenesis and treatment of Alzheimer's disease-related disorders using next-generation brain organoids.』
当社は、中枢神経疾患領域を重点ターゲットとして、未だ有効な治療法のない患者様に一刻も早く有効な治療法を届けるため、iPS細胞を活用して、ALSを始めとした難治性の希少疾患に対する開発パイプラインの研究開発を推進しておりますが、各神経疾患が示す病態については一部共通した作用やメカニズムがあると考えていることから、将来的にはアルツハイマー病等の一般的な疾患に対する研究開発を進めていく、「Rare to Common戦略」(患者数が少ない難治性の疾患の創薬開発から、患者数の多い一般的な疾患の創薬開発を目指す戦略)を推進してまいります。
ISSCR(国際幹細胞学会)について
ISSCR(国際幹細胞学会)は、国際的な幹細胞研究振興、研究者育成、幹細胞の基礎及び応用に関する情報や幹細胞研究・臨床応用に関するガイドライン等の発信を行う、米国に本拠を置く独立した非営利独立組織であります。幹細胞研究の組織体としては、世界で最も大きな影響があると考えられます。