iPS細胞創薬と医療ビッグデータ が導くALSの新たな治療薬開発－iPS細胞を用いたテーラーメイド医療実現への大きな一歩－

当社創業科学者兼取締役である慶應義塾大学医学部生理学教室岡野栄之教授、および同大学病院神経内科診療科部長の中原仁教授らの研究グループが、筋萎縮性側索硬化症（ALS）の患者様にロピニロール塩酸塩を投与する医師主導治験のROPALS試験を行い、その安全性と有効性について明らかにすると同時に、全治験患者様よりiPS細胞を作製して、ロピニロール塩酸塩を患者様の分化細胞に投与することによって、薬剤の効果予測を行うことに成功したこと、さらに、ロピニロール塩酸塩が神経細胞内のコレステロール合成を制御することによって抗ALS作用を発揮していることを見出したことを発表いたしました。

当社といたしましては、慶應義塾大学医学部および同大学病院での結果を受けて、一日も早く患者様の元に治療薬をお届けできるように尽力してまいります。

詳しいリリースは以下をご参照ください。

iPS細胞創薬と医療ビッグデータ が導くALSの新たな治療薬開発－iPS細胞を用いたテーラーメイド医療実現への大きな一歩－：[慶應義塾] (keio.ac.jp)